H3-MoM_H³ 第23回:ヘルスケアIoT超入門_20190418
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written by ryosukick.icon
2019年5月16日(木)19:00-21:00 @ 神田小川町
(ヘルスケアのためのIoT超入門)
https://gyazo.com/d73082a050b1a9d9736fc03fc94be09d
【講師】
F498
【概要】
センサーの種類
・・・etc
秋葉原にいけば、これらのセンサーはどこでも簡単に買える! 簡単にIoTプロトタイピングができる。スタートアップがよく使っている
これも有名。イタリア発症
モノの「そとがわ」をつくる技術
・・・
IoTの小型化・普及に大きな影響を受けた
・・・
ギガバイト以上になると通信の免許が必要になるが、それ以下なら自由に規格を作れる。
小さなデータをこまめに送れるようになって何がうれしいかというと、例えば水道メーター。こまめにデータ回収&更新がされるようになるスマートメーター。検針員のコストがかからなくなり、利用状況をリアルタイム遠隔把握ができるようになった。 データ分析・処理
機械学習/深層学習のようなAI技術の発展に伴い、実世界のリアルデータを解釈する能力が飛躍的にあがった 下記2軸からなるマトリックス。
Input → Logic → Output
Things →Device →Internet
検討順路はインプット~アウトプット
Input x Things(何をセンシングするか)
Input x Device(何でセンシングするか)
Input x Internet(どう保存するか、主にクラウドで)
Logic x Internet (どんなアプリケーションで分析するか)
Output x Internet (データや結果の受け渡しは)
・・・
https://gyazo.com/814958d8db0babea5423716ad47161a9
https://gyazo.com/8bb8a19675e10222a74cab4cb2a26d10
https://gyazo.com/65d7e5bb4023869e528eb77ac27485b5
https://gyazo.com/d0441ec1422050ad4163d3aff0137ea3
https://gyazo.com/b58771cb8bd9109fae0bf77b6bdca6fd
https://gyazo.com/1aada4592e4cdfe1b87f65a6b9eb3cf2
https://gyazo.com/79676c7457da27c4ec4813ae8c42b447
Key Question
「あなたは自分の何が知りたいですか?」「誰をどう助けたいですか?」
【Q&A】
Q. IoTで取得したデータは誰のものになるのか?
A. とてもGood Question。Faceookの情報漏えい問題などで各国政府の関心も高まるなか、EU一般データ保護規則GDPRで規制も強化されている。基本的にはデータ取得元である個人に帰属するという考え方を示しており、オプトアウトの原則がある。それが2019年に施行され、全世界に影響を及ぼしている。コレ自体が今後のデータ取扱に関するトレンドになっていくものと思われる。ただし、AI等で加工されたデータについては匿名化されているので、そこは個人情報にはならないという解釈もあり、その指針も示されている。 Q. これまでIoTプロダクトを一回も開発したこと無い人間が、はじめに実践するために良い書籍やセミナー、ワークショップなどありましたら教えて下さい
A. ABBA Labも活動拠点としているDMM.make AKIBAがオススメ。部品は持ち込んで貰う必要があるが、必要な機材やメンターは一通り揃っており、よくセミナー/勉強会もやっています。 Q. 医療機器でIoTのケースの例を知りたいです!
(あわせて薬事承認のハードルなど気にすべきところについて教えてください!)
A. ウェルネスの範囲であれば、FDA通さなくても良いという指針はできているが、医療機器になるとかなりハードルは高く、「血圧」のような医療用語を扱おうとすると大変。 Q. IoTデータと個人情報保護の観点から、最終的にどういう許諾プロセスになるか?
A. 情報利用の許諾をとる、それがSNSのSign upのなかでソフトウェアプレイヤーが一元管理することが多い。あとはAPI連携によって、異なるデベロッパー間でデータ共有をするということをやっている。 Q. IoTデバイス同士の連携って今後増えるのか?
A. 現状決して多くはないが、増えては行く。
Q. 今日は日本の事例を中心にご紹介頂きましたが、海外で特筆すべきIoTの成功事例などは思い浮かびますか? 海外と日本を比較して、盛り上がり、普及性、人材の確保など違いは思いつかれますか?
A. 海外動向としてはX Techがすごく増えた。Baby Techとか、Sleep Techなど新しいカテゴリが生まれ始めている。ただ、そこに日本勢はあまりおらず、海外勢もまだ勝ちきっているプレイヤーはあまりいない印象。
【参考文献】
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